イングランド中部
イングランド中部はミッドランドと呼ばれ、産業革命発祥の地として有名です。カールマルクスなどはマンチェスターの労働者の状況を観察して資本論を書いたといわれます。英国はサービス産業が主流ですが、英国中部においては製造業など外国企業を誘致する活動が盛んです。
代表的な企業
自動車のジャガーやランドローバー、建設自動車のJCB, 食品のKRAFT, スポーツのアディダス、保険のAIG、コンピューターのIBMなど。
主な日系企業
日立製作所がダラムに高速鉄道車両の工場を設立しています。
バーミンガム
バーミンガムは英国で2番目に大きい都市です。美術館も多く、オーケストラやバレー楽団などもあり、運河が街中をめぐる文化的な都市で、近郊にはシェークスピアで有名なストラットフォード アポン エイボンもあります。第2次大戦において製造業が集中するという戦略的な理由からドイツ空軍の爆撃を多く受けたために中心部は再開発されており、他の英国都市と比べて計画都市の様相があります。そのため日本の都市として名古屋のイメージに近いのではないかと思います。
マンチェスター
1990年にはオルタナティブミュージックで盛り上がり、有名なサッカーチームを2つもつマンチェスターのブランドイメージは英国では良いです。
リバプール
何といってもやはりビートルズのイメージがあり、有名なサッカーチームもあります。川岸の建物は風情があります。