英国は普通の警官は銃を持っていませんし、アメリカや南米と比較して犯罪は少ないですが、日本よりはずっと多いので注意が必要です。
すりについてはカバンやポケットで財布やスマホを入れる場所に注意し、胸ポケットやリュックサックやハンドバックの見える位置などに入れないようにしてください。
置き引きについてはカバンやスーツケースを目のつく場所に置いておくような常識的な方法で防ぐことができます。トイレに行く振りをしてパブに入り、パブを出る際にカバンを盗って行く置き引きがあります。トイレに行っている間に置き引きにあった場合など自分に落ち度があった場合などには保険などは出ないことが多いです。
暗い夜道で高そうなスマホを大っぴらに使っていれば強盗に会うこともありますので、ヘッドホーンなどを使い通話し、できるだけポケットに入れるような形が良いかもしれません。
最近は小切手を使うことが少ないので件数は減りましたが、郵便局で小切手帳を盗まれて、銀行が間違えて換金してしまうケースなどもありますので、銀行ステートメントはチェックする必要があります。
キャッシュマシーンや店でカードの暗証番号を盗み見する人がいますので、暗証番号は片手で隠して入力し、後ろや隣に不自然なほど近い距離にいる人がいないかどうか注意をするのが良いでしょう。
自宅の戸締りは必ず行い、ドアマットの下に鍵を置いたりしないようにしてください。家の中に人がいても空き巣は入ってくる場合があるので、ロンドン中心部においては夏場に窓やドアを不用意に開けないほうが良いかもしれません。
ラップトップ、スマホ、タブレット、財布、高そうなハンドバックやショルダーバッグがガラス窓から見えないようにしてください。ガラスを割って盗む人がいます。
車にスマホ、財布、カバンなどを忘れれば、ガラスを割って盗まれる可能性が高いです。
フットボールの試合後に酔っぱらっている男たちがいるパブ、ギャングのような若者がたむろしている場所など、なにか危険を感じる場合があると思います。足早に堂々と歩き去ってください。
タクシーは正式なタクシーしか客を路上からピックアップできません。非公式なタクシーに女性が一人で乗り込めば犯罪に巻き込まれる場合もあります。
あまり無いですが、自宅のドアの前で鍵を探してモタモタしている間に強盗に合ってしまった人がいます。治安の悪い地域に住んでいる場合は、鍵はすぐに出るにしているのが良いと思います。