ロンドンの文化的中心地
サウスバンクは、その名のとおり、ロンドン中心部のテムズ川の「南岸」にあたるエリアです。
以前は倉庫街だったこのエリアは、1980年代以降に開発が進み、特にここ数年、ミレニアム事業の一環としてロンドン・アイなど様々な施設が作られ注目を浴びています。コンサート・ホール、劇場、美術館、レストランがひしめいており、ロンドンを観光する上で外せないエリアです。
テムズ川沿いをゆっくり歩けばロンドン屈指の観光スポットやアトラクション・イベントを楽しむことができます。また、ストリートアートやスケートボードもできる地下道でサウスバンクの文化に触れたりするのも楽しいでしょう。
週末ともなると多くのロンドナーがにリフレッシュしにくるお散歩コースです。
テート・モダン (Tate Modern)
2000年にオープンしたサウスバンクにある国立の近現代美術館。2016年6月には新館もオープンしました。
企画展を除き入場無料。年間来訪者数は500万人で、現代美術館としては世界最多です。
テーマごとにデザインされた常設展示、期間限定の企画展、さらに建物自体も一見の価値があります。
シティが一望できるカフェ・レストランやミュージアムショップも人気です。
子供向けのサービスも充実しています。
テート・モダン (Tate Modern)のWEBサイト
ロイヤル・ナショナル・シアター(Royal National Theatre)
ロイヤル・ナショナル・シアターはのサウス・バンクにあるロンドンを代表する国立劇場です。「NT」の略称でも呼ばれます。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、ロイヤル・オペラ・ハウスと共に、三大舞台芸術劇場のひとつです。
ロンドンの全観劇客の1/3が、ナショナル・シアターの入場客です。まさに演劇の本場イギリスを象徴するシアターです。
ナショナル・シアターはオリヴィエ・シアター(1160人収容)、リトルトン・シアター(890人収容)、コテスロー・シアター(400人収容)の3つの劇場から構成されており、古典から新作まで大小さまざまな演目が上演されています。
ロイヤル・ナショナル・シアター(Royal National Theatre)のWEBサイト
ロンドン・アイ(London Eye)
サウスバンクのジュビリー・ガーデンズ内にある高さ135mの大観覧車。ミレニアムプロジェクト(2000年記念事業により、1999年末にオープンし、今やロンドンを代表するランドマークです。
設計は建築家デイヴィッド・マークスとジュリア・バーフィールド。乗客を乗せるカプセルは32個で、周速度は秒速0.26m(時速0.9km)。1周に約30分を要します。ビッグ・ベンを一望できるのはもちろんのこと、セント・ポール大聖堂、タワー・ブリッジ、テート・モダンなどが眺められるロンドンを一望できる人気スポットです。
ロンドン・アイ(London Eye)のWEBサイト
グローブ座(Globe Theatre)
サウス・バンクにあるエリザベス朝を代表する劇場。数多くのウィリアム・シェイクスピア作品が初演されました。現在の木造円筒形の建物は当時の芝居小屋を再現したものです。シェイクスピア劇の上演期間は毎年4月下旬~10月初旬のみ。Exhibition & Theatreツアーは通年行われています。
グローブ座(Globe Theatre)のWEBサイト
その他サウスバンクおすすめの場所
- ミレニアム・マイル
- BFIサウス・バンク (旧ナショナル・フィルム・センター)
- ロイヤル・フェスティバル・ホール
- サウスバンク・センター
- ヘイワード・ギャラリー
- サーチ・ギャラリー
- デザイン博物館
- 庭園史博物館
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