日本では満員電車での迷惑や職場で浮くことを避けるために、アフターシェーブや香水をつけない人は多いと思います。
駐在員は国際会社の経営者陣に該当するので、英国人の目からして経営者として映るようにアッパーミドルクラスに属するようにふるまうのが自然です。この方向性では、洗練された微香性のアフターシェーブや香水をつけるのが良いとされています。
気さくなワーキングクラスのキャラでふるまうのは、地方の工場などでは受けが良いかもしれませんが、こちらは外国人なので共感や連帯感というものは限度があります。そのため、経営者としては経済的に成功しているシグナルを出す必要はあると思います。日本人で強いアフターシェーブや香水をつける人は少ないと思いますので、この点についてはアドバイスは要らないと思いますが、「人工的(Synthetic)な匂い、ニュアンスに欠けたインパクトの強すぎる(Heavy Handedness)匂い、White Muskなど一昔前に一世を風靡した匂い」などは避けたほうが良いと考えられます。
男性のアフターシェーブや女性の香水は潜在的に大きなメッセージを出すことが多いので、安っぽいイメージを醸し出さないように注意をしたほうが良いと思います。